大河ドラマ『麒麟がくる』で注目の明智光秀生誕の地散策

こんにちは、もぐたろです。今回はNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で今最も脚光を浴びている岐阜県可児市に行ってきたので、旅ブログ的に紹介してみたいと思います。
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『麒麟がくる』って?
謎に包まれた武将「明智光秀」

『麒麟(きりん)がくる』(主演:長谷川博己)は、2020年(令和2年)1月19日から放送されているNHK大河ドラマ。
安土桃山時代の武将の中でも、出生も半生も謎に包まれている「明智光秀」が主人公なので、いろんな意味で注目を集めています。

明智光秀といえば、「敵は本能寺にあり!」と、本能寺の変で信長を討った裏切り者というイメージが強いですが、近年の研究では、優れた能力が評価され、人間性が見直されています。
今回の大河ドラマでどのような光秀像が描かれるのか、とても楽しみです。
光秀は出生年も出生地もはっきりせず、出生地は美濃国(岐阜県)とするのが定説ですが、岐阜県の中でもいくつか候補があるのですが、今回のドラマは現在の可児市にあたる、明智荘(あけちのしょう)の出身として描かれています。
明智城は光秀が生まれてから落城するまでの約30年を過ごした城と伝えられています。今回は、その明智城跡を訪れました。
もぐたろ的明智城跡ガイド
駐車場はあるの?
明智城跡があるのは岐阜県可児市瀬田地区というところで、民家の立ち並ぶ地域を歩いていかなければなりません。周辺には駐車場がないので、車は「花フェスタ記念公園」か「ふれあいパーク」の駐車場に停めましよう。
どちらもかなり広く、無料なので安心です。花フェスタ記念公園の方が近いので、そちらがオススメですよ。
決して路駐はしないでください。近隣にお住いの方々に迷惑がかかります。途中の道でお会いした自治会長さんも、そういった点を心配されていました。
花フェスタ記念公園からの行き方
花フェスタ記念公園の西ゲート側の駐車場に停めましょう。そこから道路に出て道を横断すると、矢印看板があります。

道なりに進んでいくと、「坂東秀蔵の顕彰碑」という看板と石碑があります。地歌舞伎の有名なお師匠さんだそうですよ。


途中に歩行者用の道路の看板があるので進んでいきます。車が通らないので景色を眺めながらのんびり歩けます。

畑の広がるのどかな地区です。

突き当たりを左に曲がります。


至る所に看板があるので迷いません。

向こうから歩いてくるのが瀬田地区の自治会長さんです。声をかけてくださり、とても親切に道順を説明して下さいました。生活道路なので、路駐はダメですよ!
突き当たりを右に曲がります。

看板と登りが立っているところを左に入っていきます。

右手に見えるのが太元神社です。

さらに進んで行くと、左手に天龍寺が見えてきます。こちらの天龍寺は明智一族の墓と、明智光秀の日本一大きい位牌(なんと184センチ!)があります。

サントリーの自販機まで便乗。明智家の家紋「桔梗紋」が描いてあります。

天龍寺を過ぎるといよいよ「桔梗坂」に到着です。この桔梗坂は登山口から本丸跡まで続いています。

ここまでのんびり歩いて10分くらいと言ったところでしょうか。まさか、このお年寄りのお散歩的な散策が激変することになるとは…。
桔梗坂を上り本丸へ
桔梗坂を上っていきます。とても綺麗に整備されているといった印象です。

大手門まで来ました。まだまだ頂上が見えません。息が上がってぜいぜい言いながら歩きます。

ひらけた場所に出ました。暖冬とはいえ1月も中旬なのに、汗をかいてしまいました。

落ち葉がいっぱいで、気をつけないと滑って転んでしまいそうです。途中、「切岸」という崖が落ち葉に埋もれているので注意が必要です!

これは「七つ塚」と呼ばれるもので、明智城が落城した時に亡くなった七人の武将を祀ってある塚なんだそうです。
一見すると公園の花壇のようです。

本丸跡。一面の落ち葉。

東屋にパンフレットが置いてあるので、一部づついただいて来ました。

石碑。令和2年6月に明智光秀像を建立予定なんだそうですよ。大河フィーバーには間に合う予定です笑。


こちらの展望台も急遽作ったのか真新しいのですが、明智荘を一望することができるビューポイントです。

展望台から見下ろすと桔梗坂とは別の降り口が見えたので、こちらから帰ります。

この坂、名前を「十兵衛坂」と言います。旧道は崖の崩落で廃道になり、新しく整備した歩道を明智十兵衛光秀からとって名付けたそうです。

ありがたい光秀さんからのお言葉。おやさしい。キュン。

どんどん下って行くと、

え?突然上り坂…。どういうことだい?


「六親眷属幽魂塔」という明智一族の供養塔と伝えられている石造物があります。これのために上らされたのね。

どんどん下って行くと、竹林が見えて来ます。竹林を抜けると道路に出ました。少し歩くと桔梗坂や天龍寺が見え、元来た道に戻れました。

桔梗坂を上り始めて、看板を読んだり景色を楽しんだりして、だいたい1時間ほどかかりました。じっくり見るなら2時間は必要かと思います。
最後に
今回はうっかり写真を撮るのを忘れて、GoProの動画からのスクショなので湾曲した画像で見にくいかもしれませんが、ご容赦ください。
だいたいの道順や雰囲気は伝わったでしょうか?
この時期はまだ落ち葉が多く足元が滑りやすいので、滑りにくい靴で無理のないように行かれることをお勧めします。
散策地内はトイレが少ないので、注意が必要です。ゴミ箱はないので各自持ち帰りましょう。
季節によって違った景色を楽しむことができるので、それぞれの季節を楽しみに行くのも楽しそうですよ!
次はどこへ行こうかな?では、またね!
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